著者:プロバイダー変更アドバイザー、梅本清志

確認くんの情報、プロバイダーが違う

確認くんは、インターネット接続を通じて利用者のIPアドレスやプロバイダ情報などを表示するツールです。

しかし、確認くんが表示するプロバイダ情報が正確かどうかは、いくつかの要因によって異なる可能性があります。

まず、確認くんが取得する情報は、IPアドレスに紐づけられたプロバイダを元にしています。

これは、インターネット接続の際に使われるグローバルIPアドレスがどのプロバイダに割り当てられているかを基に判断しています。

しかし、プロバイダを変更しても、IPアドレスが以前のプロバイダに割り当てられている範囲に残る場合、変更が反映されるまで時間がかかることがあります。

このため、プロバイダを変えたにもかかわらず、確認くんが古いプロバイダの情報を表示している可能性があります。

さらに、プロバイダによっては、下位プロバイダや上位プロバイダを通じてインターネット接続を提供している場合もあります。

たとえば、OCNは大規模なインターネットサービスプロバイダで、多くの下位プロバイダがOCNのインフラを使用してサービスを提供しています。

これにより、ビックローブやその他のプロバイダに契約していても、確認くんがOCNと表示することがあります。

これは、技術的にはあなたが使用しているインフラがOCNによって提供されているためです。

確認くんの情報が古い場合も考えられます。インターネットのIPアドレスデータベースは更新頻度が異なり、時には数年前のデータが反映され続けることもあります。

あなたの環境で実際にプロバイダを変更したとしても、確認くんがその情報をすぐに反映できない場合があるのです。

プロバイダが正確に表示されないことが気になる場合は、契約しているプロバイダのカスタマーサポートに問い合わせ、現在のIPアドレスやネットワーク設定に問題がないか確認することが有効です。

また、ルーターの再起動やIPアドレスの再取得を試みることで、情報が最新のものに更新される場合もあります。

結論として、確認くんは参考になるツールではありますが、その表示内容が常に正確であるとは限りません。

プロバイダ変更の際のラグやIPアドレスの割り当ての問題などが原因で、実際の契約状況と表示内容が一致しないことがあります。

プロバイダの契約状況を確実に把握するためには、契約書類や請求明細を確認することが最も確実です。

参考https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10169646360

まとめ

確認くんは、インターネット接続時のプロバイダ情報を表示するツールですが、その情報の正確性には疑問が残ることがあります。

現在、確認くんが表示するプロバイダがOCNであるにもかかわらず、実際にはOCNとの契約がないというケースが発生しています。

この状況は、数年前にOCNを利用していたが、電話会社を変更し、ビッグローブなどのプロバイダに切り替えたために生じている可能性があります。

確認くんはIPアドレスに基づいてプロバイダを特定しますが、IPアドレスが以前のプロバイダに割り当てられている場合、古い情報が残っていることがあります。

また、プロバイダの変更後も、通信インフラが以前のプロバイダに依存している場合、新しいプロバイダの情報が反映されるまでに時間がかかることもあります。

さらに、OCNのような大手プロバイダは、多くの下位プロバイダを持ち、それにより情報が混乱することがあります。

確認くんの情報が古くなっている場合、プロバイダデータベースの更新頻度が影響していることも考えられます。

このような場合、契約中のプロバイダに直接問い合わせ、現在の接続状況やIPアドレスを確認することが推奨されます。

ルーターの再起動やIPアドレスの再取得も効果的です。

最終的に、確認くんの情報は参考程度に留め、契約状況を把握するためには契約書類や請求明細を確認することが重要です。

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