著者:プロバイダー変更アドバイザー、梅本清志

プロバイダー変更のデメリット7つ

これから、プロバイダー変更のデメリットを7つ紹介します。

まず、光回線の変更が面倒かどうかについてですが、以前は必ず工事が必要で、変更手続きには多くの手間がかかる傾向がありました。

しかし、最近では光コラボレーションの普及により、工事不要で変更できるケースが増え、手間は以前よりも大幅に軽減されています。

最も手間がかからない方法は、できるだけ工事を避け、事務処理のみで変更することです。これが、いわゆる事業者変更の手法です。

それでは、プロバイダー変更に伴うデメリットについて具体的に説明していきます。

デメリット1:プロバイダーメールが使えなくなる

プロバイダーを変更すると今までお友達や会社の人との交流などに利用してただろうプロバイダーから付与されていたメールアドレスが使えなくなります。

今まで利用していたメールアドレスだから、沢山の方々と交流をされてる場合は、面倒なことになります。プロバイダーを変更た途端に今まで使ってたメールアドレスが使えなくなるので、連絡が出来ないし、相手も音信不通状態になって困ることになります。

デメリットの対策

安心して下さい。一部のプロバイダーを除いて、1ヶ月数百円でプロバイダーメールを残す方法があります。それは、インターネット契約をしない最小契約をすれば残すことが出来ます。

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プロバイダー名 サービス名 料金
OCN バリュープラン 250円
So-net モバイルコース 200円
DTI Ubicプラン 200円
GMOとくとくBB フレッツ・ISDN接続サービス 430円
BB.excite BB.exciteメール 380円
BIGLOBE ベーシックコース 200円
nifty ダイアルアッププラン 250円
ぷらら プラコミ0 220円
アサヒネット メール・ブログコース 330円
@T-COM メールコース 330円
WAKWAK メール専用コース 220円
hi-ho ちょこっとコース 220円
ODN メールコース 220円
イッツコム かっとびバリュー 550円
タイガースネット ベーシックコース 330円
Yhoo!BB ヤフーメール(.ybb.ne.jp)の利用は不可 無料
楽天ひかり 利用不可 利用不可

但し、ソフトバンク光のプロバイダーYahoo!BBのメールアドレスは残すことが出来ません。その代わりにYahoo!のフリーメールは使うことが出来ます。フリーメールですので無料です。Yahoo!BBをお使いの場合は、こんな事にならないためにも、フリーメールで大切なお友達や会社の方と連絡を取るようにしておけば、良いかと思います。

デメリット2:違約金が発生する場合がある。

プロバイダー変更で受けられる特典はいろいろあります。高額なキャッシュバックや最新のタブレットなどをプレゼントしてもらえるケースもあり、プロバイダー変更にはお得なイメージが強いです。

しかし、プロバイダー変更にはいくつかデメリットもあります。プロバイダー変更のデメリットを知って、思わぬトラブルに遭わないようにしましょう。

まず注意したいのがプロバイダを解約すると発生する解約金です。違約金を設定していないプロバイダもありますが、多くのプロバイダでは契約期間内に解約をすると10,000円以内の違約金を請求することにしています。違約金が相場よりもっと高い業者もあるので要注意です。

プロバイダー変更で特典が付与されるのはうれしいですが、違約金によってはかえって赤字になってしまいます。

さらに、自動更新の契約では解約できる月が決まっていることも多いです。あらかじめ約束をした数年間という期間が過ぎた後でも、更新月までに解約をしなければ新しい契約が始まってしまいます。

お目当てのプロバイダに変更するつもりでも解約金や予定していた月までの月額料金を請求されることもありますので、更新月はよくチェックしておきたいところです。

デメリットの対策

こればかりかは逃れようがありません。なので、きっちりと契約期間を満了して変更するように心掛けなければなりません。例えば、2年契約で2021年9月に契約したなら2023年9月で契約満了になるので、その次の月の10月に変更するとか。

ここは自分で管理すれば出来ることなのできっちりと紙のメモ帳などに書いておいて記憶しておきましょう。デジタルのメモ帳などは端末が壊れてしまったり、パスワードを忘れてしまったりで開けられなくなる危険があります。紙のメモ帳で記録しておきます。

目立つところに貼り付けておいて下さい。忘れやすい人は特にこれを実行して下さい。

デメリット3:通信速度が遅くなることも

プロバイダを変更することによって生じるデメリットは他にもあります。

インターネット上の口コミを見ると、プロバイダを変更したためにプロバイダー変更の前よりも通信速度が下がってしまったという声がよく見られます。

よかれと思ってプロバイダー変更をした結果、通信速度が落ちてインターネット中にストレスを感じることが増えてしまったのです。

インターネットの速度が落ちる原因はさまざまです。例を挙げるとそれまで契約していたマイナーなプロバイダから加入者数の多い人気のプロバイダに変更た場合、速度低下することがあります。

というのも、加入者数の多いプロバイダはインターネット回線が混雑しやすいのです。

一般的な人がインターネットをする時間帯は夜間に集中しますから、加入者数の多い回線ほど込み合います。高速道路でも乗用車がたくさん乗り込んできてしまったら渋滞が発生しますよね。そういったことがインターネット回線でも起きるのです。

混雑回避のための通信方法を提供している会社もあるため一概に契約者数の多いプロバイダほど速度低下するとはいえませんが、こうしたケースもあると知っておくと便利です。

また、知名度の低いプロバイダに変更することで生じるデメリットもあります。サポートが手薄になりやすいという点です。

頻繁に広告を出せるようなプロバイダ会社は力がありますから、従業員も多いと考えられます。逆に知名度が低いとサポートに避けるスタッフが少なくなってしまいますので、ある程度知名度のあるプロバイダに変更た方が安全かもしれません。

2022年7月にauの通信障害が起こりました。それにより多大な被害が起こりました。そうならないためにも通信手段を2つ持つことも検討した方が良いかと思います。なぜなら、通信障害の復旧に時間がかかり長い時間通信が出来なくなるからです。

もしもの時に1つの通信手段しかない場合は、最悪の場合も想定しなければなりません。そのために2つあればどちらかに生きた通信手段があれば、最悪のケースを回避することも可能です。

デメリットの対策

回線が混雑してどうしょうもない。そう思った時はフレッツ光回線なら「IPoE接続」を試して下さい。一般的には「v6プラス」や「v6アルファ」と呼ばれてるものです。

私もプロバイダーはOCNで回線はフレッツ光ですが、v6アルファを導入して快適にインターネットが楽しめてます。どうしてもという方は検討をしてみて下さい。

詳しくはこちらv6プラスのプロバイダーに変更する手順と方法

デメリット4:割引がない場合がある。

一般的にプロバイダーだと一戸建てで5200円。マンションで3800円になりますが、割引キャンペーンがあれば安くなるのですが、ない場合もありその場合はそのままの料金で利用することになります。

また、スマホ料金が割引になるサービスもソフトバンク、ドコモ、auと3大キャリアに対応してないと家族の通信費も割引してもらえずかえって高くなる場合があります。注意が必要ですし、プロバイダを変更するデメリットでもあります。

デメリットの対策

これを回避する方法は一つ、事前の調査大切です。今回は諦めるか違約金覚悟で変更するかしかありません。調査は、気になるプロバイダーの公式サイトへ行き、直接自分の目で確認作業をして下さい。

私のサイトは常に更新をしてるので、価格など正確かも知れませんが、抜け落ちてる場合もあります。ですから、自分の目で最後は確かめる必要があります。面倒なことかも知れませんがやってみて下さい。

詳しくはこちら【2021年版】プロバイダー40社以上料金表一覧

デメリット5:工事が必要になる場合がある。

プロバイダーやドコモ光への変更なら、フレッツ光回線の利用ということなので、転用だったり、事業者変更だったりで事務処理で済みますが、auひかりだったり、NURO光だったり、eo光だったりした場合は、工事をしなければなりません。

その場合は、高額な工事費が必要になるばかりか、工事の際に立会人が必要になるので、貴重な時間も確保しなければなりません。

デメリットの対策

工事不要になる事業者変更や転用を利用することが最善策と考えます。もし、今現在フレッツ光回線を利用していて他社プロバイダーへ変わりたいなら、工事不要の方法を考えて下さい。

しかし、残念ながらフレッツ光回線以外の回線を利用中なら避けられない現実となります。なのでその場合は、工事をする選択となります。

立会人を付けて回線工事にのぞみましょう。意外と回線工事を見てると楽しかったりするので、気軽な気持ちで受けましょう。

詳しくはこちら工事不要になるパターンとは

デメリット6:サポートが悪い

逆の場合もあるかも知れませんが、プロバイダを変更する際にはサポートが必要という方もいると思います。例えば、訪問設定サポートなどです。ですが、サポートの質が悪いために電話がつながらないや態度の悪いサポーターが来たりと悪いこともあります。

サポートについては、担当される方によるので、どこがいいプロバイダなのかという決まったものがありません。

デメリットの対策

プロバイダーのサポートは各社によりまちまちです。また、同じプロバイダーでも良い方に当たる場合もありますし、外れの場合もあります。ですから、これはその日の運任せなところがあります。

しかし、プロバイダーの評判などを事前にチェックする事で、少しはサポートの外れを逃れることが出来ます。

デメリット7:今まで使っていたプロバイダーのサービスが利用出来なくなる。またはポイントが使えなくなる。

プロバイダーを変更した途端に、それまで使っていたプロバイダーのサービスが使えなくなります。当然のことですが、変更した先のプロバイダーサービスを利用して下さい。

それだけならいいのですが、プロバイダーサービスにはポイントサービスもあります。それまで貯めていたプロバイダーのサービスポイントは全て無効になり使えなくなります。

こちらの方がショックは大きいかも知れないですね。一生懸命に貯めただろうプロバイダーのポイントを、変更た途端に使えなくなるばかりか、無効になってしまいます。

デメリットの対策

ポイントに限っては、変更すると決めたら、変更するまでにポイントを使い切るなどの処置を取った方が良いでしょう。また、他のポイントに切り替えられることが可能かも事前に調査しておくといいです。

私の場合ですが、ポイントは変更するまでに全部商品券に替えるなど使い切ることをしました。

詳しくはこちらプロバイダーを変えたらすること

プロバイダー変更のメリットとは?!


メリット1:キャンペーンで高額キャッシュバック!

メリット2:v6プラスによる快適なインターネットの実現!

メリット3:料金が割引で安くなる!

メリット4:ポイントが貯まってお得になる!

メリット5:工事もせずに簡単に変更られる!

プロバイダー変更のデメリットがあれば、メリットもあります。ご紹介します。詳しくはこちらプロバイダー変更のメリット5つとは?!

まとめ


プロバイダー変更にはいくつかのデメリットが伴います。

まず1つ目のデメリットは、プロバイダーメールが使えなくなることです。

多くのプロバイダーでは、解約後にそのプロバイダーから提供されていたメールアドレスが利用できなくなります。

対策として、一部のプロバイダーでは、月額数百円でメールアドレスを保持できるプランが提供されています。

2つ目のデメリットは、解約時に違約金が発生する可能性があることです。

契約期間中に解約を行うと、多くのプロバイダーでは違約金が発生します。

この違約金はプロバイダーによって異なり、高額になることもあるため、事前に契約内容を確認することが重要です。

対策として、更新月に解約することで違約金を回避することができます。

3つ目のデメリットは、プロバイダー変更後に通信速度が低下する可能性があることです。

特に利用者が多いプロバイダーでは、回線の混雑が生じ、通信速度が低下することがあります。

対策として、混雑の少ない時間帯や「IPoE接続」などの技術を利用して、速度低下を防ぐことが可能です。

4つ目のデメリットは、割引が適用されない場合があることです。

プロバイダーによっては、割引キャンペーンがない場合や、スマートフォンとのセット割引が適用されない場合があります。

これにより、結果的に通信費が高くなることもあるため、事前にプロバイダーの割引情報を確認することが大切です。

5つ目のデメリットは、工事が必要になることです。

フレッツ光回線を利用している場合は工事不要な変更も可能ですが、他の回線を利用している場合は工事が必要になります。

工事には立会いが必要な場合があり、時間の確保が求められます。

6つ目のデメリットは、サポートの質が低下することです。

プロバイダーによっては、カスタマーサポートの対応が悪くなる場合があり、トラブル時にストレスを感じることがあります。

事前に評判を確認することで、ある程度のリスクを回避できますが、完全に避けることは難しいです。

7つ目のデメリットは、プロバイダーのポイントやサービスが利用できなくなることです。

特にポイントサービスを利用していた場合、プロバイダーを変更するとそれまで貯めていたポイントが無効になる可能性があります。

ポイントを無駄にしないためには、変更前に使い切るか、他のサービスに移行できるかどうかを確認しておくことが重要です。

以上がプロバイダー変更の際に考慮すべきデメリットです。

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